ふくしゅう。

親父が帰ってきた。
函館単身赴任の人が家に帰ってくるたび持ってくる土産が
『ホンコンやきそば』5コパック×3なのは毎度どうかと思う。
いや好きだけど。俺の好物だって知ってるから買って来るんだけど。

月マガ。
最近また病気です。あらゆる漫画にフラグが見える。BL的な意味で。

アライブ。
あーあ…。が正直な感想。やっちまったな感。結局奈美がヒロインかよ。
もう終わりが近いのは分かるんだけどさー。メグ報われねー。
『メグが広瀬・御霊と一緒に消滅。10年後、太輔と奈美の子供に恵と雄一という名前が(ry』
という最悪極まりない妄想が具現化してきてる気がしてならない。
嫌いだなー。勝手についてきた人殺しが勝手にほだされるのとかさー。
テメーの命かけた復讐まで、下らねェ情で仕損なうとかさー。

…復讐心ってのは、そんな甘っちょろいモンじゃねぇんだよ。
人情で消し飛ぶような軽いもんじゃねぇ。
ましてや軽くあしらわれて消えるもんなんかじゃねぇ。
渦巻く怒りが、溢れる憎しみが、絶え間ない哀しみが。
殺意と狂気となって身を焼く、純然たる願い。
友愛の感情など足元にも及ばない、強く強い絶対の感情。
"それ"を達成するために何をどれだけ犠牲にしようと知ったことではない。
復讐とは、そういうものだ。其れを知らぬ者が、口にすることさえおこがましい。

溢れ出る狂気が、幾年月経っても俺の身を焼く事を止めない。
憤怒、憎悪、悲哀、殺意、狂気。狂気。狂気。
振り上げた拳は、未だに往く先を知らない。
振り下ろすことさえ許されず、振り下ろしたいのを堪えている。
行き場のない狂気が更なる狂気を呼び起こす。狂え狂え狂えと。
狂ってしまえば狂気に怯えることもないのだと俺を呼ぶ。
ああ、本当に狂ってしまいたい。狂気の海の底の、なんと安らかなことか。
甘美な夢。蜜なる誘惑。この狂気に身を任せられる人が羨ましい。
どれ程の快楽か想像も付かない。
少なくとも、他のどの快楽より素晴らしいものであることには間違いないだろうに。