光を浴びる度眩暈がして倒れそうになる闇依存の俺は

死にたいと、思うようになった。

もういい。
もういいよ。
もういいんだ。

なぁ、もういいだろう？
誰かそう言ってくれ。

歯を食いしばって眼を開けて
鉛のような身体を引き摺って歩き
頭が割れるような激痛に耐えて声を出し
激しい吐気と絶望と共に眠りに堕ちる

誰にもただの一度の理解されることは無い苦悩。

これは罰だ。
分かっていたはずなのに目を逸らしていたから。
無理に笑っていることにぐらい気付いていたのに。
俺といて楽しい人間なんていないのに。

ひとりぼっちの世界。
どこまでいっても壁さえ見つからない。
目指すべきものも乗り越えるべきものも見失った。

自己嫌悪という名の毒が俺の全てを腐敗させていく。
身を護るための防衛機制が他者を巻き込んで暴走する。

もうたくさんなんだよ。

どうせ演技だって思ってるんだろ？
何を言ったって甘ちゃんの我侭だと一蹴するんだろ？

いくつもの関係をこの手で壊してきた。
この手はきっと血よりもグロテスクなもので汚れている。

穢れた手が痛みと血という何よりも純粋なものを求めて何が悪い？