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酷い夢を見た。
といっても酷い目にあった夢ではなく、
どちらかと言うと自分が酷いことをしていた。
何せ夢のことだからよく覚えていないけれど、
ただただ怒りと憎しみが湧き上がっていた。
誰かの髪の毛を掴んで引きずり回し、苦痛に歪む顔を見て、泣き喚く耳障りな声を聞いた。
それはとてつもない快感で、同時に新たな憎悪を呼び起こした。
我ながらどうよという感じだが、
臓腑の奥から湧き上がってくるようなどうしようもない殺意は
そう簡単に俺を蝕むのを辞めるつもりはないらしい。
しかし、幼い頃の自分は何故この夢のようにしなかったのだろう。
どれだけ殴っても蹴っても罵っても切り刻んでも目玉を抉っても殺しても
全然足りないほど周囲の連中を憎み恨み呪っていたのだろう?
そうすれば、今だにあいつらへの殺意が消えないような状況にはならなかっただろうに。
ああ、あいつらを殺したい。あいつらの返り血に汚れたい。
四肢の骨を折り、はらわたを抉り出したい。
死の恐怖に怯える顔が見たい。みっともなく命乞いをさせたい。
そんな言葉には耳を貸さず、首を絞めて殺してやりたい。
そしてその醜い屍を踏み躙り、誰かも分からなくなるまで引き裂きたい。
ああ、本当にそう出来たらどんなに快感だろう。
心行くまで憎い相手を殺戮できたら、どんなに心満たされるだろう。
俺を壊した人間への報復。殺戮によって得られる幸福。
その幸福感が得られれば、俺は殺意の衝動から解放されるのに。
俺は至って正気。ただ頭の中に消えない記憶があるだけで。
といっても酷い目にあった夢ではなく、
どちらかと言うと自分が酷いことをしていた。
何せ夢のことだからよく覚えていないけれど、
ただただ怒りと憎しみが湧き上がっていた。
誰かの髪の毛を掴んで引きずり回し、苦痛に歪む顔を見て、泣き喚く耳障りな声を聞いた。
それはとてつもない快感で、同時に新たな憎悪を呼び起こした。
我ながらどうよという感じだが、
臓腑の奥から湧き上がってくるようなどうしようもない殺意は
そう簡単に俺を蝕むのを辞めるつもりはないらしい。
しかし、幼い頃の自分は何故この夢のようにしなかったのだろう。
どれだけ殴っても蹴っても罵っても切り刻んでも目玉を抉っても殺しても
全然足りないほど周囲の連中を憎み恨み呪っていたのだろう?
そうすれば、今だにあいつらへの殺意が消えないような状況にはならなかっただろうに。
ああ、あいつらを殺したい。あいつらの返り血に汚れたい。
四肢の骨を折り、はらわたを抉り出したい。
死の恐怖に怯える顔が見たい。みっともなく命乞いをさせたい。
そんな言葉には耳を貸さず、首を絞めて殺してやりたい。
そしてその醜い屍を踏み躙り、誰かも分からなくなるまで引き裂きたい。
ああ、本当にそう出来たらどんなに快感だろう。
心行くまで憎い相手を殺戮できたら、どんなに心満たされるだろう。
俺を壊した人間への報復。殺戮によって得られる幸福。
その幸福感が得られれば、俺は殺意の衝動から解放されるのに。
俺は至って正気。ただ頭の中に消えない記憶があるだけで。
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