羨望

羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい。言えないさ
誰にもぶつけられないこの言葉を吐き出せるのはここしかない。
羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい。雪弥さんと一緒に
何かひとつ。人並み以上だと言えるものが欲しかった。
羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい。何か歌ってみたかった
心でも、身体能力でも、知能でも、構わない。
羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい。…なんて
只の肉塊以下の存在が生きていくには、この世界は辛すぎる。
…ああ。羨ましい。叶わない夢を見るのは得意技
雪弥さんが羨ましい　砂敏さんが羨ましい　菓苗さんが羨ましい　何より自分が　恨めしい

---

絵を描けば自分が苦しむのに絵を描きたい自分が嫌になる。
歌えば自分が傷つくのに歌いたい自分が嫌になる。
『下手の横好き』――好きなものがすべてこれじゃあ、救いようもない。
それなのに、衆目に晒す。その、理由。
どんなに苦しくても、どんなに傷ついても、ひとかけらの『評価』が欲しい。
そしてそれは、世界への自己主張。
ここにいる。ここにいる。ここにいる。俺は、ここに。
今いなくなっても何も変わらない、そんなメンヘラの、叫び。
（そして本当は分かっている）
（現実世界での存在が薄らボヤけたやつが、ネットで何を叫んだって変わらないと）
（ネットで評価されるのは、現実に確かに存在する人間）
（それでも俺は、この架空の空間に縋るしかない）

---

自分を信じられず、存在すら曖昧な人間には、外からの評価が全てだ。
己を信じられない俺は、『やりたいこと』をやっていても、不安から逃げられない。
押し寄せる不安と、自己の願望のせめぎあいに、狂いそうになる。
今まで生きてきた時間など、混沌の中では無に等しい…。

---

ランキング一位がぬこ関連だと安心するね。
工作でも何でもいいや、もっとやれー。
さておき。
なんで検索除けしてる腐動画がランキング入ってるのかな？かな？
さすがにアンチの工作を疑いたくなってくるな…。
だがどちらにせよ　腐　女　子　自　重　し　ろ　。
もうそろそろ自分の存在に疑問を覚えてきたぞ？
BLMADにも歌ってみたにも興味が湧かなくなってきた…。
見てるのはニコニコキッチンとかゲームプレイ動画がメイン…。
どんだけだ、俺('A｀)

…嫌いになったわけじゃ、ない。
ただ、…心が砕けそうなだけだ。
自身の総ての自信を失った今、他に目を向けている余裕がない。
けど、それなのに、腐女子の暴走は見過ごせない。
――大したもんだよ、俺の英雄気取りも。

---

俺たちがどうにかしようと思っても
俺たちにはどうしようも出来ないことはあって
そんなとき俺たちは、英雄を求める。
救いを齎す存在に、縋る。


「誰かが英雄になれるのなら、誰もが英雄になれるはず」


『剣の聖女』はそう言った。それは異世界の、紛い物の世界の理。
けれどそれが本当なら、――俺も、英雄になれるのだろうか？
俺はずっと憧れてきた。全てを救う『英雄』に…。
正義の反対は、悪ではなく、別の正義。
『正義の味方』に他人の正義は救えない。
けれど『英雄』ならば、あるいは全てを救えるかもしれない。

…分かっていた。分かっている。
俺に、そんなチカラはない。
脆弱な肉体、空虚な精神。
何ひとつ秀でるもののない、無力なガラクタ。

英雄に必要なもの、それはきっと、他の誰かを受け容れる『器』。
そして『自らの手で道を切り開く力』。
英雄、即ち人々の象徴たる存在の、条件。

叩かれるのやら嫌われるのやらが得意技の俺には無縁ってな。

---

※返
>>リン
　はやマリオ終わってもた…楽しみがまたひとつ減ってしまったorz
　他人は傷つけんかも知れんが代わりに自分自信を存分に傷つけてるぜｂ

　そして『GREEN DAYS』普通に歌えとか言われたｗ
　声真似なんてしてないしそんなスキル持ってないがな…(´･ω･｀)